新年を祝う為に、お正月に食べるお祝いの料理の事を「おせち料理」と呼んでいます。

 

実は「おせち料理」と呼ぶ様になったのは戦後からの事で、本来は今みたいにお正月に食べるお祝い料理の事ではなかったみたいです。

 

おせちは「お節供(おせちく)」と元々呼ばれていて、その略称だと言われています。またその他にも「節供」と呼ばれたり、「節会」と呼ばれたり、「節日」と呼ばれたり様々な呼ばれ方をしていたと言います。この呼ばれ方をしていた日は1年の中でも特に重要と言われる神様祀りをする日とされていたそうで、この日に限ってはその日毎に決められている料理を神様にお供えする事になっているそうです。そして神様にお供えした料理を私達が頂いてその恩恵を受けると言う様にしていたそうです。

 

現代のお祭り事で分かりやすく言うと、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句等が分かりやすいかと思います。お正月もその節句の1つと考えてもらって良いでしょう。昔はこう言った節句に出される料理、お供え物全てを「おせち料理」と言う様に呼んでいた様で、お正月だけに限った事ではなかったそうです。

 

しかし、時代は移り変わっていき、その呼び方も「節供」を「節句」と書く様になったりして神様にお供えすると言う習慣も無くなってきました。お正月は1年の中でも最初の節句にあたります。ですから元々一番ご馳走も多かったそうですが、その習慣だけが残った為にお正月に出される料理の事だけを「おせち」と呼ぶ様になったそうです。

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